人生をよりよく生きる情報や生活の中で知っておくとお得な情報をできるだけわかりやすくまとめミニミニ終活新聞というかたちで毎月ゆる~く発行しています。
その内容をブログの雑記に一部掲載していきたいと思います。
「亡くなったあとって・・・」
亡くなった後の手続きは遺族が悲しむ余裕もないほど一気に押し寄せてきます。
葬儀関係、年金・保険・役所関係の各種手続き、相続、税金、各種名義変更など。
7日以内、14日以内、1カ月以内、3カ月以内、4カ月以内、10カ月以内とやるべきことの流れを一覧で把握しておくとよいです。
没後の手続きができるだけ少なくなるよう
資産(負債)を伝えておく
金融口座を減らす
自動車の名義変更など生前から準備でしておく
など生前にしておくと遺族の負担はぐんと軽減します。
今号では臨終から葬儀までの流れを知り、故人との最期のお別れが少しでもゆとりあるようにまとめてみました。
遺族は悲しむ余裕なし!
終活・生前準備で後悔なく故人とお別れしたい!!
臨終
最期に立ち会ってほしい人や自分の思いは、元気なうちにエンディングノートに書き留めたり、家族に伝えておくようにする。
連絡先など残された遺族がわかる場所に保管する。
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末期の水をとる
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医師に死亡診断書を書いてもらう
死亡診断書をもとに死亡届を記入し役場へ提出。火葬許可証を交付してもらう。
死亡診断書は後にさまざまな場面で必要になる場合もあるのでコピーしておくとよい。
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医師に死亡診断書を書いてもらう
親戚や知人への連絡。葬儀社を手配する。
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遺体を搬送する
自宅へ行くのか?葬儀場? おひとり様は?
できるだけ生前にしっかりと考えておく。
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葬儀社と打ち合わせする
形式や規模、費用もさまざまです。冷静に、慎重に。生前対策しておく。
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通夜・葬儀
遺族は悲しみに浸る時間はありません
自宅で看取ってほしいが現状は・・・
病院で亡くなる人は約73%(H29人口動態統計)
日本では自宅での看取りは年々減り、病院での看取りが増えました。
自宅での看取りを希望されるならかかりつけ医師をつけておくなど事前の準備をしておくと良いです。
自宅で亡くなった場合
かかりつけの医師を呼んで死亡確認。いない場合は警察に連絡し死亡確認。
事故で亡くなった場合
医師に看取られなかった場合、警察による検死。
この場合死亡診断書ではなく死体検案書を交付
海外で亡くなった場合
遺体を運ぶか?火葬して持ち帰るか?日本大使館や領事館の署名のある現地医師の死亡証明書、埋葬許可証が必要。書類が整えたら日本に搬送される。
遺影~お気に入りの写真を準備~
遺影はのこされた遺族が慌ただしい時間の中で探し出すということが多いです。生前、写真館で遺影撮影しておく、お気に入りの写真を飾っておくことも立派な終活です♪
後記
私が終活を伝えたいという思いはさまざまなきっかけがありますが、やはり一番は母のお葬式かもしれません。
「0歳児を抱えた私。隣に死んだ母。遺影の写真を急かす葬儀屋」当時の様子です。
言われるがまま、流れていくままに母のお葬式が終わり、忙しさで記憶も無く、後でああすれば良かったとの思いだけが残りました。
遺影の写真一つ選ぶだけでも大変で葬儀屋の方が時間が無いと待っている側で「あれでもない、これでもない、これいいけど30年前~」と写真を引っ張り出して結構な時間をかけてしまいました。
この思いから写真整理の重要性を感じています。
また写真は思い出がつまっているため家族が最も困る遺品でもあります。遺影は生前に写真館で自分のお好みで撮影できます。
また撮影までと思う方はお気に入りの写真や自分らしい写真を終活ノート・エンディングノートや手帳など一緒に保管しておく(伝えておく)、遺影に使えそうな素敵な写真をお部屋に飾っておく、これだけでも素敵で立派な終活だと思います♪