人生をよりよく生きる情報や生活の中で知っておくとお得な情報をできるだけわかりやすくまとめミニミニ終活新聞というかたちで毎月ゆる～く発行しています。
その内容をブログの雑記に一部掲載していきたいと思います。
「やっておきたい 車の終活」
名義変更しないと売れない・・・
遺された家族が大助かりの終活・片付けNo.1は車！
バイクや車による死亡事故のうち75歳以上のドライバーの過失の重い事故は増加し、2018年は全体の14.8%を占め過去最高の割合でした。
高齢化が進む中、高齢運転者の事故対策強化が一段と求められ免許証の自主返納が多くなってきました。
自主的に返納する運転免許自主返納制度を利用し、運転免許証に代わる身分証明書となる「運転経歴証明書」の交付や自主返納した人を対象とした支援を受けることができます。
車を手放すことで維持費も無くなり安心した生活を送られる方も多くなりました。これも一つの終活だと思います。
ただし、運転免許の停止・取消しの行政処分中の方や、停止・取消処分の基準等に該当する方等は、自主返納することができませんのでご注意ください。
実は亡くなられたあとの共有財産となる車の処分は遺族にとって最も大変なのです！
車は自分の名義に変えておかないと売れません。
死後は名義変更に必要なものが多くなり大変です。
生前の名義変更に必要なもの
車検証
印鑑登録証明書（旧所有者・新所有者）
実印（旧所有者・新所有者）
譲渡証明書
↓
死後になると・・・
↓
亡くなった後の名義変更に必要なもの
車検証
印鑑登録証明書（新所有者のみ）
実印（遺産分割協議書に表記されている相続人、全員分）
所有者死亡が確認できる戸籍謄本
結婚などで戸籍謄本に記載されていない相続人の戸籍謄本
相続人全員の実印を押した遺産分割協議書
車庫証明書
車の名義変更は生前しておきたい！
まだまだ車に乗って運転を楽しみたい方♪
乗りたかった憧れの車を手に入れることも実は終活になるかもしれません。
後記
整形外科へ通院しています(>_<) 病院にはタクシー会社直通の電話が設置されたり、デマンド型バスの運行あり。リハビリするより誰かに会ってお話できることを楽しみにされている方が多いです。
正直のところ病院の待ち時間は長いですが「きょういくときょうよう」今日行くところがあって今日用があることは幸せです♪
今号は車の終活について。
高齢者の運転免許自主返納制度も話題で、免許返納で魅力的な特典などもありますが、やはり公共交通機関の発達していない自由に移動できない地方では車を手放すことは躊躇します。
もしかすると、将来、ある年齢で車の運転ができなくなる制度ができるかもしれない、返納することで外出する機会や刺激が減り認知症など発症する可能性があるかもしれない。
そのあたりのことを今一度考えてみたいと思います。
高齢者移動支援モデル事業として住民の「互助」による移動サービスやコミュニティタクシーが運行される地域も出てきました。
「自助」そして「互助」、いきいきと安心安全に生活できる世の中であってほしいと願います。
