映画『最高の人生の見つけ方』(2019年)
終活という言葉は直接でてきませんが、終活の定義である「終焉(しゅうえん)活動を通して自分をみつめ、今をよりよく生きるための活動」になるのではないか?と思いながら映画鑑賞をしました。
余命宣告を受けた2人が偶然出会い、手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」。
今までの自分なら絶対にやらないことも、2人は自らの殻を破って初体験!自分らしく生きることの楽しさに出会える。
自分を大切にする喜びを知った彼女たちの輝きが、まわりの人たちの人生も変えていく・・・
とっても考えさせる問題でありながらも、映画ならではの楽しさや爽快感も合わさりとても参考になりました。
終活カウンセラー協会が発行する終活ノート・エンディングノート「マイ・ウェイ~あなたの人生をもっとよりよく生きるための終活ノート~」の中で、未来の自分へ「毎日を後悔しないように生きるためにやっておきたい自分自身の10の習慣」という項目があります。
この映画鑑賞後、向き合って書いてみる、書き直してみるのもいいと思います。
きっと元気なうちにやっておきたいことを叶えていく自分に出会えることと思います。
映画『最高の人生の見つけ方』(2019年)
あらすじ
人生を家庭に捧げてきた真面目な主婦の幸枝(吉永小百合)と人生を仕事に捧げてきた大金持ちの女社長のマ子(天海祐希)。
全く違う世界に暮らしてきた2人が偶然出会う。唯一の共通点は余命宣告を受けたこと。主婦業と仕事以外に何もやりたいことのない人生の虚しさに気づいた幸枝とマ子は、偶然手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行していくという想定外の行動から旅にでる。
今までの自分なら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験!自分らしく生きることの楽しさに出会える。
自分を大切にする喜びを知った彼女たちの輝きが、まわりの人たちの人生も変えていく・・・
『最高の人生の見つけ方』オフィシャルサイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/saikonojinsei/
ハリウッド版リメイク
2007年に2大アカデミー俳優(ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン)が主演し大ヒットした『最高の人生の見つけ方』を原案に、主演・吉永小百合、共演・天海祐希という日本映画界珠玉の大女優2人を迎えてのリメイク。
オフィシャルサイトのプロダクションノートによると、ワーナー・ブラザース本社から出された条件は“日本のトップ俳優でしかリメイクさせない”――。
そして2年半かけた脚本づくり。
ハリウッド版は男性2人が旅に出る物語で、カーレースやハンティングなど映画的なダイナミックな画を作れた。しかし、吉永演じる幸枝は家族を持つ専業主婦の女性。日本人のシニア層男女数千人規模のリサーチをしても、映画的なエピソードを作れる「かんおけリスト」のアイディアは見つからない。やはり年齢が上がってくると「自分が本当にやりたいこと」が「自分ができそうなこと」を乗り越えられないとわかる。そこで、病院で出会った難病を抱えた12歳の少女が、最後にやりたいことをやってみる、という設定にすることで女性2人が大胆な行動を起こすことになった。「そのことで、予定調和を排除出来て、予測不能な展開になった」。(オフィシャルサイト 小岩井P)
ハリウッド版と日本版ではストーリー展開に少し違いがあります。
ハリウッド版の映画『最高の人生の見つけ方』は、バケットリスト(やりたいことリスト)を自分たちで書き出します。
しかし、日本版ではバケットリスト(やりたいことリスト)は病気の12歳の女の子によって書かれています。
キャスト
ワーナー・ブラザース本社から出された条件は
“日本のトップ俳優でしかリメイクさせない”――。
主演・吉永小百合さん、共演・天海祐希さんという日本映画界珠玉の大女優2人を迎えてのリメイク。
またとってもナイスな存在であったマ子の秘書・高田役のムロツヨシさんはハリウッド版『最高の人生の見つけ方』が「人生で一番好きな映画」と公言しており、秘書役のショーン・ヘイズに憧れていたという話も聞きます。
監督 | 犬童一心 |
---|---|
脚本 | 浅野妙子、小岩井宏悦、犬童一心 |
原案 | ジャスティン・ザッカム |
キャスト | 吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、鈴木梨央、駒木根隆介、賀来賢人、ももいろクローバーZ、前川清 |
音楽 | 上野耕路 |
主題歌 | 竹内まりや 「旅のつづき」 |
死ぬまでにやりたいことリスト/バケットリスト
バケットリスト/BUCKET LIST
原題は「The Bucket List」。直訳「かんおけリスト」。
バケットリスト=「死ぬまでにやりたいことリスト」。
かんおけリスト、 夢リスト、 ウィッシュリストとも言われます。
終活ノート・エンディングノート
終活エンディングノートの中でも、この映画でもあった「死ぬまでにやりたいことリスト」項目はよくあります。
終活カウンセラー協会が発行する終活ノート「マイ・ウェイ~あなたの人生をもっとよりよく生きるための終活ノート~」の中で、未来の自分へ「毎日を後悔しないように生きるためにやっておきたい自分自身の10の習慣」という項目があります。
改めて向き合って書いてみる、書き直してみるのもいいと思います。
きっと元気なうちにやっておきたいことを叶えていく自分に出会えることと思います。
まとめ
死ぬまでにやりたいことリストの実現
余命宣告を受けた2人が偶然出会い、手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」。
“ももクロのライブに行く”
“好きな人に告白する”
“ウエディングドレスを着る”──
今までの自分なら絶対にやらないことも、2人は自らの殻を破って初体験!自分らしく生きることの楽しさに出会える。とってもワクワクしました。
ももクロのライブ、なぜかポロっと泣きそうになります。
これは悲しい気持ちではなく、満たされた温かい気持ち。ご縁とかチャンスとかいろいろな偶然を重ね今この場にいる。やはり泣きそうになります。
実は私も友達4人といつか叶えたい夢。
私は結婚しているのですが和装のみで純白のウエディングドレスを着たことがありません。そして他の友達もなぜか全員ウエディングドレスを着たことがない。
会うたびに笑いながら話しているけれどいつか実現してみたいと改めて思いました。映画内のその後の展開も素敵でした。
とっても考えさせられる問題でありながらも、楽しさや爽快感も合わさりとても気分良く観られる映画でした。
ぜひ観てほしい人は・・・
元気なうちに想いなどを伝え合うことは終活での大事なポイントであり、そしてマ子の秘書・高田のように想いを叶えてくれる、手伝ってくれる存在も大切だと思いました。
サユリスト世代だけではなく、終活を考えられている方、30代40代の若い世代の方も得られることがある映画ではないでしょうか?
ご夫婦で『最高の人生の見つけ方』の映画鑑賞するのも良さそうです♪
終活の定義である「終焉(しゅうえん)活動を通して自分をみつめ、今をよりよく生きるための活動」
これからも考えて取り組んでいこうと思います。
まずは終活エンディングノートを改めて向き合って書いてみる、書き直してみようと思います。