もしものため・終活

親の老後!介護!お金が足りない不安の解決策

親の老後!介護!お金が足りない不安解決策

こんにちは、ごきげんな日々を暮らすノオト(@mantennote)です。

だんだんと親の老いや介護のことが気になり、40代になると同世代との会話も自分の健康の話題以上に親の話が多くなってきます。

誰が介護をするのだろう。
介護サービスのこともわからないし、介護費用もかかりそう。

介護費用は大丈夫だろうか?年金だけで賄えるのだろうか?
年収1,000万円あっても老後破綻すると言われている時代、いろんな不安が出てきます。
子世代、自分の生活だけでもいっぱいなのに…。

親の介護考える

わたし自身、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、デイサービスに仕事で行くことがあります。
とってもきれいなところで将来入居するのもいいなぁと思っていたのですが、
「ここに入るのは1カ月25万円~らしい…」エエッー。
また、有料老人ホームに勤める介護職の友人が言うには「ナースコールの呼び出しは1回〇〇〇円請求。頻繁にコールしてくるので追加の請求額が…」

各施設により違ってきますが、一般的な年金生活の人が悠々とした老後を送るために入居することはかなり厳しいのが現実かも?と。漠然とした不安に襲われます。
※サ高住は、低額の初期費用で入居でき、自由に生活できるというメリットがある一方、介護が必要になった時に移り住む必要があったり、十分な介護体制が取れない場合が考えられます。見学されている姿はよく見かけます。

今回のブログは、親の老後、介護、お金が足りないかも?と不安を抱えている人の解消法などをまとめてみました。

親介護認知症地域包括支援センター

介護費用は、要介護の状態や介護を受ける場所や住宅環境、家庭の事情などによってかなりバラつきがあります。
平成30年度生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」によると、1カ月の介護費用の平均額は7.8万円
介護期間の平均は4年7カ月(54.5カ月)。

介護費用の平均総額を算出してみると…

54.5カ月×7.8万円=425万1,000円

いきなり総額を支払うわけではありませんが、そのくらいは覚悟していいのかもしれません。

親の介護にかけるお金の基本的な考え方

親の介護費用は親のお金を使う!

この基本的な考え方は子世代として守るべき。親子で共倒れにならないように!!!

親を助けることはお金の負担だけではなく、話を聞いてあげたり、お手伝いをする、一緒に外出してあげるなど精神面で助けていることも充分助けていることになります。
まずは子世代、自分の生活を崩さないようにできることをすることが大切です。

何より親の元気なうちに整える。

高齢親の介護認知症地域包括支援センター相談
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介護にかかる費用の目安

介護にかかる費用は、

介護保険給付の対象であれば一定金額まで自己負担が1~3割になる。

1カ月の介護費用の平均額は7.8万円ですが、1カ月15万円以上かかっている世帯も15.8%。在宅で介護するよりも施設に入所するほうが費用は増える傾向にあります。

1か月の費用目安

在宅系サービス

1.5万円程度(食費は別途)
デイサービス、訪問介護・看護、ショートステイ 等

入居系サービス

15~30万円程度(家賃・食費含む)
有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅 等

介護保険サービス

※要介護の方が受けるのは「介護サービス」、要支援の方が受けるのは「介護予防サービス」

要支援・要介護認定を受けた方がサービス対象。
介護度により受けられるサービスの量や上限額が決められており、基本的に自己負担額は1割~3割(所得により異なる)。

介護保険外サービス

要支援・要介護認定を受けていなくてもサービスを受けられる。市区町村や民間企業が提供する幅広いサービスがあるが、利用料は無償~全額自己負担まで様々。

子世代ができる介護への備え

親と介護のこと、お金のことについて元気なうちに話し合うことが何より大切。
これがなかなか難しい(涙)

  1. 介護の話を含めお金の話をしておく
  2. 印鑑の保管場所や、暗証番号など細かい部分もしっかりと確認しておく
  3. 介護は親のお金で「いくらかけられるか」をまず考える
  4. できる限り早く、元気なうちに話をする

ノオト
ノオト
エンディングノートを書くと介護に対して話し合うきっかけになりやすいですよ

お金がない場合の解決策

退職金や貯金を取り崩して不足分を賄いますが、親に全くお金が無かったり、使い果たしてしまったりしたら?

考える

介護や福祉の専門家へ相談する

介護や福祉の専門家へ相談する。
身体状態や資金の状態を伝え、最適なサービスやプランなど解決法を導いてくれます。

「一人で抱えこまない」

高額介護サービス費の支給

各自治体により、1カ月または1年間に支払った自己負担合計額が、所得により区分けされた上限額を超えるたびに申請し超えた分が介護保険から払い戻される制度。
施設に入所している場合は「負担限度額認定書」を発行してもらい、施設に提示する。

生活福祉資金貸付制度

低所得者や障がい者、高齢者を対象に生活福祉資金貸付制度があります。全国社会福祉協議会を実施主体として借りられるのは最大580万円。20年以内に返済。

★社会福祉法人全国社会福祉協議会 生活福祉資金について

家お金介護

リバースモーゲージ(不動産を担保にしたローン)

リバースモーゲージは、自宅を担保にしてお金を借りられるサービス。本人が亡くなった後に自宅を売却して借金を清算できる。
ある程度高齢者でないと利用できない場合が多いが、親の持ち家があるならリバースモーゲージで介護費用を確保できる。
ただし、借りられるのは自宅の担保評価額の5~6割程度と低い。
また担保評価額の変動で早々に借りられなくなったり、金利の上昇で利息分の返済を要求されたりするリスクもあるので要注意。

ハウス・リースバック

自宅などの不動産を専門の不動産会社へ売却し、買主であるオーナーに対してリース料(家賃)を支払うことで、引き続きその不動産を利用できる方法。同じ家に住み続けたい人にとってはメリット。
買取代金は一括で支払われるため、資金の用途も自由でまとまった現金が必要なときも利用可能。トラブルもあるため要注意。

生活保護を申請する

最後の手段として生活保護。申請できるのはやむを得ない事情で働けず、資産を所持しておらず、生活の援助をしてくれる親類がいない場合。
年金受給者でも、最低生活費を下回るようであれば生活保護を受けられる可能性がある。
ただし、利用できる介護サービスは生活保護指定を受けた事業所のみになります。

他人事ではありません…

「老後貧乏」「老後貧困」「老後破産」「下流老人」実は他人事ではありません。
年収1,000万円の人でも、老後の暮らし方を考えないと陥るといわれています。
やはり元気なうちにお金、暮らしを整える重要性を感じます。

親の老いを感じ、介護を意識し、親の経済状況が不安だなと感じていてもなかなか話し合えませんよね。
とにかく元気なうちに介護になった場合の身の置き方やお金のことなどを含めしっかり話し合えることがベストだと思います。

寝たきりになった人にはなかなか聞けません!

もしも「認知症」と診断されてしまったら・・・事前準備をしておかないと銀行から介護費用を引き出すことも厳しくなります。

今回は「親の老後!介護!お金が足りない不安の解決策」という情報をお伝えしました。
親の老いを感じ、介護をどうしようと不安に気づいた時点、元気なうちに話し合いができるように!困った時の相談先を知っておくことが重要です。

準備は早ければ早いほど◎

これからも、不安なくごきげんな日々を暮らせるような情報をご紹介していきたいなと思います。

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