こんにちは、ノオト(@mantennote)です。
わたしは40代、もしものことを考える…終活についても多面的に学んでいます。
終活系資格も、終活カウンセラー1級、終活ライフケアプランナー、終活ガイド上級と取得しました。終活オタクですね。
わたし自身の終活は、現在子育て中のため完全版ではありませんが、もしも今、自分が死んでしまっても後悔はしないよう過ごしています。
そして、後悔をしないためにも終活は重要だと思いますし、終活をするうちに、今を大切にしたい気持ちがすごく湧いています。
終活をすると後悔なく過ごそうとして、今をよりよく生きるようになってくるのです!
わたしには終活を考えるきっかけがいくつかありました。
50代で亡くなった親の死、20代や40代で亡くなった友人の死、おひとりさまの親戚、入退院の付き添い、介護…いろんな問題をわからないまま抱え、後悔ばかりです。
そんな後悔を自分の周りの人もしてほしくない。
そして、一度きりしかない自分の人生を後悔したくない。
このブログでは、40代で終活を追求している終活オタクのわたしの切り口で「終活」についてまとめてみたいと思います。
終活とは
終活とは、家族や大切な人に迷惑がかからないように、もしものために準備しておくこと。
「人生の終わりへの準備」として、介護、医療、葬儀やお墓の準備、相続、自分の思いを整理して伝えることなどがあります。
少子高齢化や核家族化、平均寿命が延びたことで「迷惑をかけたくない」、医療の進歩で元気な高齢者が増え「自分らしく生きたい」と考える人が増えて、終活の必要性は高まっています。
自分が望む最期を迎えるためには、さまざまな選択をしていかなければなりません。
周りに迷惑をかけないようにしたい、さまざまな選択を自分でしておこうという風潮になりました。
終活は、大切な家族のためでもあり、自分のためのものです。
終活とは、大きく3つあり、
「もの」「財産」「心」の整理すること。
寝たきりになってから「いざ終活を!」と思っていても、行動ができません。気力がありません。
早いうち、元気なうちに終活に取り組むことが大事です。
実際に終活をしている人——
「シニアライフに関する調査」では、50歳~79歳の男女対象で全回答者 (1,000名)、2020年11月5日~11月6日調べ、大和ネクスト銀行のインターネットリサーチにより(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)が実施。
「終活を行っているか?」、終活を行っているシニア予備軍は27.7%、シニアは47.7%となり、半数近くのシニアが終活を行っている結果があります。
また、終活に敏感なシニア向け雑誌「ハルメク」60~74歳の男女、1008名(男性504名、女性504名)2021年3月2日~3月3日調べでも、「終活は必要だと思う」79.0%、「終活を始めている」38.3%となっています。
「ハルメク」60~74歳男女に聞いた「終活に関する意識調査」
終活はいつからはじめる
終活をする時期、タイミングとしては…
- 定年になった
- 家族や大切な人が亡くなった
- 健康に不安を感じた
- 結婚し子供ができた
- 周りが終活をはじめた
- 子どもにすすめられた
上記のような、きっかけがあげられます。
しかし、本人に終活する気持ちがなければ全くしません。
また、終活をしたいと思っても、何をどう終活をすればいいのかわからない場合が多いです。
わたしは、40代。
30代の時の祖母と母の死が続き、友人の死もありました。
おひとり様のおじやおばの入退院の付き添い、介護、「ああすればよかった」の後悔や、もっと知識があればよかったと後悔ばかりです。
自分の子どもや家族には自分のような思いはさせたいくない。
そして、母のように苦労だけで終わった人生送りたくない。
親に終活をしてほしい場合
最近、わたしと同年代の40代子世代で聞くのが「親に終活をしてほしい」という話。
実際のところ、本人に終活の意識がないとしません!(断言)
良かれと思った終活のすすめも「早く死なせたい気か!」と思われることも…。終活は、興味のない人の拒否反応がすごいです。
もし親にすすめたいなら、まず、自分(子ども)がやってみること!
自分より若い子どもが終活をすすめている様子を見て、興味を持ってくれることに期待してみましょう。
終活を親子でできると、終活に関する知識を持つことができ、親子の情報の共有がスムーズになりとってもいいです。
終活をすすめるためのポイント3つ
それでも終活への一歩が進められない人は、以下の3つのポイントをやってみるといいかもしれません。
- エンディングノートを書く
- やりたいことリストをこなしていく
- 終活をしていると口に出し、終活仲間をつくる
エンディングノートを書く
終活の一歩として踏み出しやすいのが、エンディングノートを書くこと。
エンディングノートの各項目を書いていくことで、終活で必要と思う内容を明確できて行動に移すことができます。
今はエンディングノートは本屋でたくさん並んでいますし、葬儀屋やお寺での終活イベント、保険や銀行窓口や銀行などでもエンディングノートを無料で入手できます。
2021年春には、100円ショップのダイソーやセリアからも、もしものことを書き留めておくことができるノートが出ており、終活としてではなく、もしものために若い世代にも話題になりました。
わたしも、ダイソー「もしもノート」A5の5種類中4種類を購入しました。
もしものことがあった時のために、大事なことを書き留められます。
エンディングノートは遺言書と違い、死後に法的効力はありません。
しかし、自分の思いが書き留められます。
書くことで自分の棚卸しになり、自分の気持ちがまとまります。
今、自分が何をすればいいのか見えてきます。
また急に病気やケガ、介護になった場合、エンディングノートがあれば入院時や介護施設入所時のヒアリングに参考になります。
やりたいことリストをこなしていく
最近、若い女性でも手帳術が流行っていて、やりたいことリストがある手帳も多く見かけられるようなりました。
エンディングノートにもやりたいことリスト項目はあります。
これがとてもいいのです!
わたしは、手帳術に大変興味が持っていて「逆算手帳」や「自分軸手帳」を使っています。
やりたいことリストを書くことで、「あれをしたい」と行動に移すことになり、生きているうちにやってみようと、後悔しないように前向きに考えられるようになります。
わたしはたくさんやりたいことリストあり、次々と行動しています。
おかげで毎日忙しく楽しい日々を送っています。
やりたいことリストを書くことで、死ぬまでにやってみたいという思いが強まり行動したくなります。
終活をしていると口に出して、終活仲間をつくる
終活は、自分にはまだ先のことだと思っている人が多いですが、終活をやっている人がいるとちょっと気になりませんか?
終活が気になり、こっそりと一人ではじめたとしても、エンディングノートは書き切れず、部屋の生前整理も先延ばしにしてしまい、継続することが難しいものです。
終活は、もしもの時の不安を取り除き、今をよりよく生きるようと思うようになります。本当にすばらしいものだと思います。
そんな時に、一緒に終活をすすめられる仲間がいると…素敵ですよね。
終活の資格を取得することも、いい刺激になると思います。
わたしはいくつか終活の資格を取得してきました。
実際に人が集まる講座に参加すると、終活意識の高い人に出会えてやる気もでます。
周りも巻き込んで楽しい終活をしていきたい(願望)ですね!
若いうちから終活をするメリット
終活は、基本的に大きく3つ「もの」「財産」「心」の整理をすることになります。
それを細かくみていくと、介護、医療、葬儀やお墓の準備、相続、自分の思い…どれも大切です。
終活で得られるメリットとして、以下のことがあります。
- 終活のメリット:その1
自分の思いが家族に伝わり、もしものことがあっても自分も家族も安心できる - 終活のメリット:その2
自分の思いが明確になることで、今生きていくことが前向きになり、老後の生活が充実す - 終活のメリット:その3
遺産相続などのトラブルを回避できる
終活によって、自分も大切な家族ももしものことがあっても安心できますね。
まとめ:40代で終活!…50代の親の死からはじめた後悔しない生き方
終活をすることで、自分自身を振り返り、今をよりよく生きようと前向きに考えられるようになります。
「もの」「財産」「心」が整理することで、家族も自分も安心することができ、自分の考えや人生の棚卸しをすることで、老後をよりよく生きようとする気持ちが芽生えます。
わたしは、やりたいことリストがいっぱいで日々忙しく楽しいです。
終活をはじめてから、以前の自分には考えられないようなこともしています。
- 人前で話すことが苦手だけど、シニアさんの前でレク講座をしている!
- 生きていく上でお金が大事だと思い、ファイナンシャルプランナー資格取得!
- 終活の重要性を伝えている!
終活とは、家族のためでもあり、納得した人生を送る自分のためでもあります。自分を見つめ直す機会になります。
いろいろな後悔がありはじめた終活。
後悔しない生き方として、40代のわたしも楽しく終活をしています。
終活は高齢者・シニア世代の話ではありません。
まずは終活の一歩を踏み出してみませんか?
書店や文房具店でもよく見かけ、ネットでも一番売れている
コクヨのエンディングノート
終活の一歩に最適です!